中でも音声テキストは、選択されたコースに関わらず、入会された方全員にお届けする最初の教材です。
当スクールではこのテキストをきっかけに、皆さんに確実な第一歩を踏み出していただきたいと考えています。
その為に、英語習得にとって、やるべき事、やめるべき事を明確にする必要があります。
それを知る手がかりは、私たち日本人特有のバックグラウンドにあります。
まず、普段日本語として使用しているカタカナは、元々英語からそのまま変換されたものが多く、1500単語以上も使用していると言われています。
さらに、基礎単語 ( go, come ,in, on, at, etc,,,) も、日本人であれば普段目にする単語だけでも、最低300単語以上あることがわかっています。
つまり、私たちは使い方のわからない1800以上の英単語のボキャブラリーがすでに頭の中にあることになります。
NGSL ( http://www.newgeneralservicelist.org ) の調査によれば、わずか721単語でネイティヴが日常で使う90%の会話をカバーできることがわかっています。そして、驚くべきことにその721単語のリストを見ると、多くのカタカナや、見たことがある単語が含まれていることに気が付きます。
これらの事から読み取れるのは、日本人が英語を聞けない、話せない根本的な原因は発音と語順の違いによるものというシンプルな答えです。
つまり、英語習得の近道は、単語の暗記でも文法でもなく、発音の修正と語順トレーニングにあったという訳です。
そして、英語の発音に関しては、日本語の音域と明らかに異なる為、日本人とって聞き取りにくい原因にもなっています。
人間の脳は発音したことのない音は認識しづらいのです。つまり単語をいくら暗記してもリスニングが伸びないのは、そもそも聞こえてない発音に原因があったのです。
この事からEIZETSUでは、リスニング(会話の理解ができる)の前に、ヒアリング(発音が聞き取れる)のトレーニングを、音声テキストを使って段階的に行います。
以前は市販のテキストを採用していましたが、よりEIZETSUのメソッドに特化したテキストにする為に、NGSL著者にオリジナルテキストの製作を依頼しました。
テキストの内容は、カナダに滞在中のKENが、現地での様々な出会いや出来事を通して成長していく物語が、全37シーンで構成されています。
また、シンプルですぐに使える会話表現がふんだんに散りばめられています。
また、製作にあたっては、以下の条件を盛り込んでもらいしました。
ぜひこのテキストと共に確実な一歩を踏み出してください。